その息尽きるまで時間は無限
放課後。


トボトボ1人で帰る。


今日はやけに腹が空いていた。


家は見えてきた。




鍵を開けて、中に入る、



ーーーーーカーテンが締め切られていて、電気もついていなかった。



夕方とはいえど、暗い。暗すぎる。


中から母さんの啜り泣きの声が。



「か、かあさ…ん?」

「まっ、まこ…、まことっっ…」 

「おい、どうしたんだよ!!母さんっ、母さん?!」

「まこっ、まことっ!!お父さんが!!お父さんがぁぁぁぁ!!!!」



父さん…?


「父さんがどうしたんだよ?!」


「おと、お父さんがぁぁっ!!!」


母は相当取り乱している。

父に何かあったのだろう。
< 210 / 219 >

この作品をシェア

pagetop