その息尽きるまで時間は無限
「あ!おっはよ〜!」


七晴が来た。


(こいつが、こいつが……悪いんだ…全て…こいつのせいで…)




頭が過去最高温度に達していた俺は、少しも考えずに七晴へ歩み寄る。



「真く…きゃっ?!」



足を振るった。

七晴の足を目掛けてふるったのに、なぜか少ししかかすらなかった。


でも、七晴の華奢な体はそのまま倒れ込む。



ランドセルの中身が散らばり、クラスメイトの悲鳴も散らばる。


「いったーーい!真くんがクロのこと蹴ったから、クロ、足くじいちゃったあーー!」


大げさに七晴が顔をしかめ、叫ぶ。
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