失恋には、甘いものより橋立君。
私は思いっきり睨みつけると、俺様男は凶悪な笑みを浮かべた。
「へぇ、お前泣いたのか?目元が紅生姜みたいになってんぞ。お子ちゃまだなぁ?」
俺様男は蔑むように私のことを見ながらそんなことを言ってきた。
私はつい腹が立って、
「黙れよ、失恋男!」
と言ってしまった。
あぁ。
こんなこと言ったら余計ウザくなるの分かってるのに。
絶対なんか言われる…。
やってしまった。
「…。」
あれ?
急に俺様男は何も言わなくなった。それどころか下を向いている。
何?
もっとなんか言ってくると思ってたのに。
急に何?
怖いんだけど。
「へぇ、お前泣いたのか?目元が紅生姜みたいになってんぞ。お子ちゃまだなぁ?」
俺様男は蔑むように私のことを見ながらそんなことを言ってきた。
私はつい腹が立って、
「黙れよ、失恋男!」
と言ってしまった。
あぁ。
こんなこと言ったら余計ウザくなるの分かってるのに。
絶対なんか言われる…。
やってしまった。
「…。」
あれ?
急に俺様男は何も言わなくなった。それどころか下を向いている。
何?
もっとなんか言ってくると思ってたのに。
急に何?
怖いんだけど。