白雪姫の王子様
「そうか……」
それしか言えなかった。
「あの……あなた、ボランティアの人?」
「……いや、違う」
不意に聞かれたので、思わず、否定してしまった。
「そうなんだ。じゃあ、なんでここに?」
少女は続けて、俺に問いかける。
ボランティアでないなら、
ずっと見てくる変質者でしかない。
そう思われるのも面倒なので、
「さあ。勝手に連れてこられただけ。じゃあ」
そう適当に返して、急いでその場を離れる。
「また、通りかかってね」
少女はポツリと呟く。
一瞬、立ち止まりそうになったが、
俺は何も言わず、そのまま歩き出した。
でも、背中越しに聞こえた声が、
どうしてか、ずっと耳から離れなかった。
それしか言えなかった。
「あの……あなた、ボランティアの人?」
「……いや、違う」
不意に聞かれたので、思わず、否定してしまった。
「そうなんだ。じゃあ、なんでここに?」
少女は続けて、俺に問いかける。
ボランティアでないなら、
ずっと見てくる変質者でしかない。
そう思われるのも面倒なので、
「さあ。勝手に連れてこられただけ。じゃあ」
そう適当に返して、急いでその場を離れる。
「また、通りかかってね」
少女はポツリと呟く。
一瞬、立ち止まりそうになったが、
俺は何も言わず、そのまま歩き出した。
でも、背中越しに聞こえた声が、
どうしてか、ずっと耳から離れなかった。