白雪姫の王子様
第21話 憧れの制服
次の日。
早速、莉子は制服を雪に着せていた。
「男子は出てって」
強引に俺と翔は、病室から追い出される。
しばらくすると、莉子の明るい声が聞こえてきた。
「男子入っていいよ〜」
病室の中に入る。
雪は恥ずかしそうに、莉子の後ろに隠れている。
「ほら」
莉子は優しく、雪の背中を押した。
「ど、どうかな……?」
恥ずかしそうに、うつむく雪。
ぎゅっと、スカートの裾を掴んでいる。
そこには、不安や少しの葛藤が見えた。
でも、それより、雪の制服姿は似合っていて……
雪はゆっくりと、俺の目を見る。
「……っ」
思わず目を逸らしてしまった。
雪を傷つけてしまっただろうか。
でも、今の俺には、
雪にどんな言葉をかけるべきか、分からなかった。
「めっちゃ似合うじゃん!」
そんな俺をよそに、
翔は雪に真っ直ぐな言葉をかけた。
「可愛いよ!」
あぁ……
情けねぇ。
なんで、翔みたいに、
真っ直ぐ言葉を伝えられないのだろうか……
「でしょ〜」
「うんうん」
「これで、メイクしたら完璧」
黙り込んでいる俺をよそに、
翔と莉子は楽しそうに話を盛り上げていく。
「ねぇ、雪は制服着て何がしたい?」
「え?」
雪は制服を着ることまでしか、
考えていなかったのだろう。
きっと、その先なんて考えられなかったんだ。
「何がしたいか……」
雪はベットに座り込み、考え込む。
そして、小さな声で言った。
早速、莉子は制服を雪に着せていた。
「男子は出てって」
強引に俺と翔は、病室から追い出される。
しばらくすると、莉子の明るい声が聞こえてきた。
「男子入っていいよ〜」
病室の中に入る。
雪は恥ずかしそうに、莉子の後ろに隠れている。
「ほら」
莉子は優しく、雪の背中を押した。
「ど、どうかな……?」
恥ずかしそうに、うつむく雪。
ぎゅっと、スカートの裾を掴んでいる。
そこには、不安や少しの葛藤が見えた。
でも、それより、雪の制服姿は似合っていて……
雪はゆっくりと、俺の目を見る。
「……っ」
思わず目を逸らしてしまった。
雪を傷つけてしまっただろうか。
でも、今の俺には、
雪にどんな言葉をかけるべきか、分からなかった。
「めっちゃ似合うじゃん!」
そんな俺をよそに、
翔は雪に真っ直ぐな言葉をかけた。
「可愛いよ!」
あぁ……
情けねぇ。
なんで、翔みたいに、
真っ直ぐ言葉を伝えられないのだろうか……
「でしょ〜」
「うんうん」
「これで、メイクしたら完璧」
黙り込んでいる俺をよそに、
翔と莉子は楽しそうに話を盛り上げていく。
「ねぇ、雪は制服着て何がしたい?」
「え?」
雪は制服を着ることまでしか、
考えていなかったのだろう。
きっと、その先なんて考えられなかったんだ。
「何がしたいか……」
雪はベットに座り込み、考え込む。
そして、小さな声で言った。