ゲームでバグりやすい私は、転生してもバグ(の神様)に好かれる
ーコン、コン
誰かが扉をノックしている。
「はーい。」
焔は、扉をガチャリと開けた。
そこにいたのは、ここら辺では見かけない人だった。
灰色の髪に紫の瞳、左目に眼帯をかけていた20歳くらいの青年だった。焔には見覚えがあった。だが、思い出せない。
「この村に魔王メルギアを撃退した者がいると、聞いたのだが。」
(え、それって…)
「ホムラー、どうしたの?え、誰この人?」
アリトがこちらに駆け寄ってきた。
「それがね…」
焔は、今の状況をアリトに説明した。