ゲームでバグりやすい私は、転生してもバグ(の神様)に好かれる



出てきたのは、紛れもなくハクだった。



一瞬の沈黙ののち、ワァァという大歓声に女の人たちの黄色い悲鳴が沸き上がる。



「え、な、なんで?今まで見えてなかったのに?」



焔は小声でハクに言う。



「ご説明いたしましょう。今まではただ契約しただけなので、周りには認識されず焔さんとメルギア(いぬ)には見えていましたが、今執り行ったのは『従魔召喚の儀』。それで従魔として召喚され、他の人にも見えるようになったということです。」



何を言っているのか分からず、焔はぽかんと頭に(はてな)マークを浮かべる。




「まぁ、簡単に言いますと、他の人にも見えるようになった、ということです。」



「あぁ、なるほどねっ。」



焔はやっと理解ができ、ハクに頷く。



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