推しは恋のキューピッド
なんだかこの一瞬ですごい疲れたな…。

私も自分のデスクに戻ろうと思い振り返ると、
晴香ちゃんもまだ後ろにそのまま立ちつくしている。


なんだか様子がいつもと違って、ぼーっとしている。


「晴香ちゃん?」


私が声をかけると、ハッとしたように
我に帰る。


「えっ!あ、すいません!ぼーっとしちゃって」


そういうと慌てて自分のデスクに戻っていく。


私は不思議に思いながらも、気を取り直して午後の仕事へと取り掛かった。




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