妖の桜姫
(あんなおとぎ話··信じれるわけ···)

だいたい、生まれてこの方
桜姫なんて聞いた事も本でみたこともない。

幼い私を楽しませようとした、
母親の妄想話だろうと美桜は
思っていた。

「美桜ちゃん、もしその時が来たのなら···現実をしっかりと受け止めてほしいの」

「伊月さん笑。冗談やめて?」

と美桜は笑ってその場をやり過ごした。
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