DEEP BLUE



「あたし達、初めて昼間に会うね」





そう言って太郎の車に乗り込み、そのまま昨日来た海へとドライブに出掛けた。

 

窓を開け、風に靡く髪が太陽の光でより一層明るく見える。



しばらく道なりに風景を見つめていると、昨日訪れた海が顔を出した。



昨日とはまた違う表情をした、光を反射させる明るいブルーの海が。


鳥が大空を舞い、水平線が昨日よりよく見える。


砂浜は白く、貝の色んな色が鮮明にあたしの瞳に映った。





「はぁ~………やっぱ昼間の海がいいね!」
 

「そうですね、明るい感じがします。」





二人してかき氷を買って砂浜に座り、青い空と波を見つめていると





「愛美さんって本名も“愛美”ですか?」





太郎がふいにあたしにそう尋ねた。




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