DEEP BLUE
「──────うそ……」
勝手に身体がガクガク震え出したのが分かった。
震えを止めようと思ってもそれはすぐには止まらない。
そんなあたしを露知らず、美月は話を続けた。
『あたしもね、最近昔のボーイから知ったんだけどビックリだよ。
数年前に亡くなってたんだって。
可愛いって評判良かったし、確かあんたとも仲良かったよね?』
「…………太郎が?
ほんとに………?」
『は?太郎って何?
それこそ誰のこと?』
「…………うそ………」
───………太郎?