桃色
・・・そして、私達の入試は終わった。


結果はどうあれ、私は自分の力を全て出し切った。


きっと、大丈夫だよね?


入試が終わった私は、学校に戻った。



「桃子、入試どうだった?」


学校に着くと、下駄箱に健ちゃんとゆぅ君がいた。


「分かんないよ~」


私はそう言って、二人を避けるようにして、教室に行こうとした。

すると、健ちゃんに止められた。


「ちょっと、話さねぇ?」

「えっ?」

「いいやろ~!もう、入試も終わったんやし。最近、ずっと話してなかったしな」


健ちゃんはそう言って笑った。

まぁ、いっか~と思って私は話をすることにした。



「ねぇ、今日ずっとここにいたの?」


私は二人に聞いた。

すると、健ちゃんはこんなことを言ってきた。


「俺ら、入試受けねぇしすることないし~。それに、優士がここで桃子のこと待つって言うし~?」


ゆぅ君はまぁなって笑った。


私はそんなゆぅ君を見て、そうなんだぁ~と言って笑った。


「あ~ぁ、暑い暑い!!」


そんな私達を見て健ちゃんがからかう。


私は恥ずかしすぎて、今、冬だからって言って健ちゃんをバシッと叩いてやった。


久しぶりにゆぅ君と健ちゃんと話す気がする。

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