First Light.
□□□
祝日が明け、いつものように学校を終えると今日は部活があると言うユズと別れいつも通り学校の最寄り駅に着いた時だった。
「…あ、どうも」
「………え、」
明らかに私を見て挨拶をしてきた男の人。
夏だというのにカーディガンを着ていた。
「一昨日ぶり」
「……一昨日、って」
「あれ、違う?」
「すみません、誰かと間違えてるんじゃ…」
気だるげな雰囲気に長めの前髪から覗く目。
…もしかして、この前助けてくれた人?
「宇佐美 翠、だろ?あんた」
「な、なんで名前…」
おもむろにポケットから取り出したのは長方形のカードのようなもの。
それは私の学生証だった。
急いで鞄の中を探ると、今まであったはずの学生証が失くなっている。
明らかにあれは私のものだった。
「まさか、藤咲の生徒だったとはね」
「いや、その…」
「藤咲女子ってお嬢様校だろ?そんなお嬢様がクラブなんかに来てもいいわけ?」
「………」
「何?」
マウントを取るような目に、ムカついて睨んでしまった。
祝日が明け、いつものように学校を終えると今日は部活があると言うユズと別れいつも通り学校の最寄り駅に着いた時だった。
「…あ、どうも」
「………え、」
明らかに私を見て挨拶をしてきた男の人。
夏だというのにカーディガンを着ていた。
「一昨日ぶり」
「……一昨日、って」
「あれ、違う?」
「すみません、誰かと間違えてるんじゃ…」
気だるげな雰囲気に長めの前髪から覗く目。
…もしかして、この前助けてくれた人?
「宇佐美 翠、だろ?あんた」
「な、なんで名前…」
おもむろにポケットから取り出したのは長方形のカードのようなもの。
それは私の学生証だった。
急いで鞄の中を探ると、今まであったはずの学生証が失くなっている。
明らかにあれは私のものだった。
「まさか、藤咲の生徒だったとはね」
「いや、その…」
「藤咲女子ってお嬢様校だろ?そんなお嬢様がクラブなんかに来てもいいわけ?」
「………」
「何?」
マウントを取るような目に、ムカついて睨んでしまった。