First Light.
通勤通学ラッシュの電車内はいつも人が多くて座れない。
学校の最寄り駅に近付けば同じ制服を着た子達で更に埋め尽くされる。
「あ、今日ついでに泊まってく?」
「んー、流石に帰るよ」
「そっか」
SNSで流れてきた投稿を一緒に見て笑って、いつの間にか最寄り駅に着いていて慌てて降りるのがいつものルーティンになっていた。
私がこの学校を選んだのはそこそこ名の知れた学校だったのもあり、母親に勧められたから。
特にやりたいこともなかった私は素直に従った。
ユズは最初、共学に行くつもりだったのに私が藤咲に進学すると知り『一緒の学校がいい!』と言って聞かずそこから猛勉強。
なんとか2人して合格出来た。