平安物語【完】



「えっ?」

尚仁様は慌てたように立ち上がって立ったままの私に近寄り、私に目線を合わせて
「どうしたのです」
と、おろおろとお尋ねになりました。

私は首を横に振り、笑みを浮かべて
「御即位、おめでとうございます。」
と申し上げました。



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