平安物語【完】



その後、尚仁様や麗景殿様、梅壺殿や、麗景殿様のお父上の入道の宮様からもお祝いの御文などが届きました。

弘徽殿ですらこうなのですから、実家では降るように使者がやって来ていることでしょう。


女房達は嬉々として、若君のお召し物を縫ったりしています。

あと五十日も若君のお顔を見れないのが、とてももどかしいのでした。



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