ひとつ、ふたつ、ひみつ。
*
マンションが近くなってきて、今までずっと学校での話をしていたのに、あっくんがいきなり話題を変えてきた。
「そういえばお前、最近は帰りに夕飯の買い物行くとか言わなくなったよな」
「え? あー……うん、そうだね」
以前なら、下校途中にあっくんにショッピングモールに付き合ってもらっていた。
特に、おひとり様一個とかの特売日にいてもらうと助かってたんだよね。
だけど今は、真尋くんがいる。
料理をするのも真尋くんだから、食材なんかは私が選ぶよりも、当人が直接手に取って見た方がいいだろうし。
重たいものを買いすぎた時には、いざとなったら部屋に直接ワープ出来るのも強みだし。
「んー、大体、ひとりで帰る日に買い物に行っちゃうからかな」
嘘ですけども。
「何でだよ。荷物、重いだろ」
全て真尋くんが持ってくれるから、申し訳なくなるほどに私は常に身軽。
「大丈夫だよ。いつまでも、あっくんに頼ってられないもん」
マンションに着いた。
エレベーターの、上りのボタンを押す。
マンションが近くなってきて、今までずっと学校での話をしていたのに、あっくんがいきなり話題を変えてきた。
「そういえばお前、最近は帰りに夕飯の買い物行くとか言わなくなったよな」
「え? あー……うん、そうだね」
以前なら、下校途中にあっくんにショッピングモールに付き合ってもらっていた。
特に、おひとり様一個とかの特売日にいてもらうと助かってたんだよね。
だけど今は、真尋くんがいる。
料理をするのも真尋くんだから、食材なんかは私が選ぶよりも、当人が直接手に取って見た方がいいだろうし。
重たいものを買いすぎた時には、いざとなったら部屋に直接ワープ出来るのも強みだし。
「んー、大体、ひとりで帰る日に買い物に行っちゃうからかな」
嘘ですけども。
「何でだよ。荷物、重いだろ」
全て真尋くんが持ってくれるから、申し訳なくなるほどに私は常に身軽。
「大丈夫だよ。いつまでも、あっくんに頼ってられないもん」
マンションに着いた。
エレベーターの、上りのボタンを押す。