ひとつ、ふたつ、ひみつ。
「やばーっ! 電車、あと何分!?」
「えーっと、五分っ。急ご!」
同世代くらいの女の子ふたりが、私たちの横を走り抜けて改札口へ向かう。
そうだ、早く行き先を決めなきゃ。
真尋くんが楽しめそうなところ……。
……あ。
昨日の、空を見上げる顔を思い出す。
そうだ。
「真尋くん、こっちだよ。すぐ後ろにいて、私の真似してね」
「うん」
切符をふたり分買って、自動改札の通り方を見せる。
向かうのは、上り電車がやってくるホーム。
順番通りにきちんと並んで、電車が到着したらおりる人が先。
真尋くんは全てがめずらしいようで、人の動きがあるたびに、「おー」とか「へぇ」とか呟いていて、見ていて飽きない。
「えーっと、五分っ。急ご!」
同世代くらいの女の子ふたりが、私たちの横を走り抜けて改札口へ向かう。
そうだ、早く行き先を決めなきゃ。
真尋くんが楽しめそうなところ……。
……あ。
昨日の、空を見上げる顔を思い出す。
そうだ。
「真尋くん、こっちだよ。すぐ後ろにいて、私の真似してね」
「うん」
切符をふたり分買って、自動改札の通り方を見せる。
向かうのは、上り電車がやってくるホーム。
順番通りにきちんと並んで、電車が到着したらおりる人が先。
真尋くんは全てがめずらしいようで、人の動きがあるたびに、「おー」とか「へぇ」とか呟いていて、見ていて飽きない。