苺ショートケーキ
「恭花、おはよー」
「おはよう!」
翌日の学校。
冬休み直前12月24日。
そんな日は、皆のテンションも高め。
さらにさらに、
「今日行くからね!」
「待ってるね!」
今日はクリスマスパーティー当日。
大ちゃんの友達2人と、あたしの友達2人の計6人。
「恭花、ケーキ大丈夫?」
大ちゃんがいないのを確認して、舞が小声で尋ねる。
「うん、多分!」
「告白も大丈夫?」
「う…うん、多分」
だんだん声が弱くなっていくあたし。
大丈夫かどうかなんて、言ってみなきゃ分かんないし。
って、どんどんマイナスに考えちゃうし…。
駄目だなぁ…。