私は今日も、知らない
本当に、「最悪…」

「最悪だって?」

もう、嫌だよ。こんなの。


「父さんがお前ために、お前の話を聞いてるのに。面倒くさい、最悪だって?」


ヤバい。

本当に、やってしまった。

そう思うけど、もう遅い。

私の変なプライドが、邪魔をする。

解決策を、導き出せない。

でも、我慢。


「お前の方が、最悪だよ」


終わった。

「でも、」

「最悪だって言うなら、父さんはもう今後お前の相談に乗るつもりはない」


あーあ、ほんと。
ばっかみたい。

ダメだよ、私。
泣くなんてみっともない。

こんな時でも、私は強がり。

ほんとに、情けない。

もう、ボロボロ泣いているのに。


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