生徒会長と私
プロローグ
毎日がつまらなかった。
ただ時間だけが流れてくと思ってた。
あの日、あなたと出会うまでは………
「ねぇ。早く行ってきて」
「そうだよ。言い出したの。陽葵(ひまり)でしょう」
「まさか、『やれませーん』なんて言えないよね」
と意地悪そうな顔をする友だちの顔を恨めしく見返す。
ニヤニヤと私を見る三人の友人たちの顔を見た後、レジで注文を聞いている彼を見る。
人気のカフェで休みの日には順番待ちの列ができるほど、今も、ずらっと並んでいる。
二つ並んだレジの一つはベテランそうな中年女性が注文を受けて、
テキパキとコーヒーとケーキをトレイに用意し客に渡している。
隣の男の子はというと、あまり慣れていないのか、注文を繰り返して何度か、他のスタッフに聞いて用意をしている。
長めの前髪がお辞儀するたびに黒縁眼鏡にかかる。背はひょろっとして高く見えるが175cmくらい。
なぜ、こんな人気店で不慣れな上に、不愛想な人間を雇っているのかが謎だった。
さっきから、何度か見ているが営業用スマイルの一つもしない。
忙しくて余裕がないのか?
笑顔に自信がない?
そんなことはない。
だって、眼鏡の奥の瞳がすごく魅力的だ。
そう。
一瞬でも、思ったからこそ、あんなバカげた提案が出て来たのだ。
「ゲームに負けた人はレジの彼にメアドを教える」
言い出した10分前の自分を殴りたい。
ただ時間だけが流れてくと思ってた。
あの日、あなたと出会うまでは………
「ねぇ。早く行ってきて」
「そうだよ。言い出したの。陽葵(ひまり)でしょう」
「まさか、『やれませーん』なんて言えないよね」
と意地悪そうな顔をする友だちの顔を恨めしく見返す。
ニヤニヤと私を見る三人の友人たちの顔を見た後、レジで注文を聞いている彼を見る。
人気のカフェで休みの日には順番待ちの列ができるほど、今も、ずらっと並んでいる。
二つ並んだレジの一つはベテランそうな中年女性が注文を受けて、
テキパキとコーヒーとケーキをトレイに用意し客に渡している。
隣の男の子はというと、あまり慣れていないのか、注文を繰り返して何度か、他のスタッフに聞いて用意をしている。
長めの前髪がお辞儀するたびに黒縁眼鏡にかかる。背はひょろっとして高く見えるが175cmくらい。
なぜ、こんな人気店で不慣れな上に、不愛想な人間を雇っているのかが謎だった。
さっきから、何度か見ているが営業用スマイルの一つもしない。
忙しくて余裕がないのか?
笑顔に自信がない?
そんなことはない。
だって、眼鏡の奥の瞳がすごく魅力的だ。
そう。
一瞬でも、思ったからこそ、あんなバカげた提案が出て来たのだ。
「ゲームに負けた人はレジの彼にメアドを教える」
言い出した10分前の自分を殴りたい。
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