神殺しのクロノスタシス7〜後編〜
キルディリア魔王国とアーリヤット皇国との戦争は、当然長引くものと思っていた。

イシュメル女王は、アーリヤット皇国を見くびっているようだったが。

アーリヤット皇国の底力…特に、ナツキ様の親衛隊である『HOME』がいる限り。

決して、イシュメル女王の思い通りにはならないだろう。

かつてルディシアや、マシュリが所属していた皇王直属軍…。

その実力は、アーリヤット皇国との決闘の件で、嫌と言うほど思い知らされた。

正直、もう二度とあの国と決闘なんてしたくない。

アーリヤット皇国の国力をよく知っているマシュリも、恐らく戦争は長引くだろうと予想していた。

戦争の泥沼化、そしてそれに伴う戦死者、戦傷者の増加に、心を痛めていたのだが…。





…その日、イーニシュフェルト魔導学院に、衝撃のニュースが伝えられることとなる。


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