豹変年下オオカミ君の恋愛包囲網
「……もう、止まれない。本当にいいのか?」
切羽詰まった声で紡がれた言葉に頷いてしまえば、もう後戻りは出来ないと分かっている。自分の意思で彼を受け入れる意味も分かっている。
でも、もう止まれない。
これ以上の言葉は必要なかった。自ら唇を重ね、大きな背中に腕を回す。
深くなるキスに溢れた唾液が顎を伝い、首筋を流れていく感触ですら焦ったく、与えられる口淫に貪るように応えていく。
「鈴香…綺麗だ……」
掠れた声に閉じていた瞳を開ければ、欲望を宿す瞳に射抜かれ、胸がキュっとなり視線を外すことも出来なくなる。
あっという間に脱がされたパジャマは何処かへ投げられ、ブラジャーとショーツのみの心許ない格好を視姦され思わず両手で胸元を隠す。しかし、その行為を許さないとでも言うように頭上で手を固定されてしまった。
「やっぱり似合っている。真っ白な肌に淡いブルーが映えて、とても綺麗だ」
「……似合うわけない。こんな可愛らしいブラジャー、三十路のおばさんに似合うわけない」
熱に浮かされたように紡がれる賛美の言葉にも、心の奥底に潜む劣等感が邪魔し素直に受け取れない。
「わかってないなぁ。大人の女が着けるから意味があるんじゃん。可愛いブラと大人の色気、そのギャップに萌えるってわかんないかぁ」
「そんなのわからない」
「それに鈴香は普段とのギャップがねぇ。普段はお固いイメージなのに、sexの時は大胆になる。今だって、誘ったのは俺だけど押し倒したのは鈴香だしね」
「そんなこと……」
ないとは言えなかった。橘と関係を持つようになり、彼の言葉に煽られて大胆な行動を取ってきた自覚はある。売り言葉に買い言葉なやり取りが、心の奥底に潜んでいた過激な性を解放してしまった。
元彼とのsexが淡白で受け身だっただけに、予想外の変化を指摘され正直驚いていた。
「俺は嬉しいけどね。欲望のまま俺を求めてくれて。嫌いだったらそんな事しないだろう」
「……知らないわよ」
今の私の気持ちを見透かされているようで居た堪れない。こんなに分かりやすい性格してなかったはずなのに。
自分でも知らなかった一面を暴かれていく感覚に心がザワつく。ただ、それを嫌だと思えない自分の感情が一番タチが悪いのかもしれない。
「そういう素直じゃないところも可愛い」
「大人を揶揄わ…ない…で……」
「大人ねぇ。鈴香は大人じゃないよ。年下の男に翻弄されて、sexを知ったばかりの女と同じで、性に対して貪欲だ。だから理性なんて捨てて溺れて仕舞えばいい。何も考えず、俺に溺れて……」
「ひっ…あぁぁぁ……」
胸の谷間に感じた痛みに思わず声を上げれば、慰めるようにチロチロと舌を這わされむず痒い感覚に身体を捩る。
「綺麗についた、ココ」
ジンジンと熱を持ち痺れる胸元を指先でトントンと叩かれ、見下ろせば真っ赤に色づいた花びらが一つ散っていた。
切羽詰まった声で紡がれた言葉に頷いてしまえば、もう後戻りは出来ないと分かっている。自分の意思で彼を受け入れる意味も分かっている。
でも、もう止まれない。
これ以上の言葉は必要なかった。自ら唇を重ね、大きな背中に腕を回す。
深くなるキスに溢れた唾液が顎を伝い、首筋を流れていく感触ですら焦ったく、与えられる口淫に貪るように応えていく。
「鈴香…綺麗だ……」
掠れた声に閉じていた瞳を開ければ、欲望を宿す瞳に射抜かれ、胸がキュっとなり視線を外すことも出来なくなる。
あっという間に脱がされたパジャマは何処かへ投げられ、ブラジャーとショーツのみの心許ない格好を視姦され思わず両手で胸元を隠す。しかし、その行為を許さないとでも言うように頭上で手を固定されてしまった。
「やっぱり似合っている。真っ白な肌に淡いブルーが映えて、とても綺麗だ」
「……似合うわけない。こんな可愛らしいブラジャー、三十路のおばさんに似合うわけない」
熱に浮かされたように紡がれる賛美の言葉にも、心の奥底に潜む劣等感が邪魔し素直に受け取れない。
「わかってないなぁ。大人の女が着けるから意味があるんじゃん。可愛いブラと大人の色気、そのギャップに萌えるってわかんないかぁ」
「そんなのわからない」
「それに鈴香は普段とのギャップがねぇ。普段はお固いイメージなのに、sexの時は大胆になる。今だって、誘ったのは俺だけど押し倒したのは鈴香だしね」
「そんなこと……」
ないとは言えなかった。橘と関係を持つようになり、彼の言葉に煽られて大胆な行動を取ってきた自覚はある。売り言葉に買い言葉なやり取りが、心の奥底に潜んでいた過激な性を解放してしまった。
元彼とのsexが淡白で受け身だっただけに、予想外の変化を指摘され正直驚いていた。
「俺は嬉しいけどね。欲望のまま俺を求めてくれて。嫌いだったらそんな事しないだろう」
「……知らないわよ」
今の私の気持ちを見透かされているようで居た堪れない。こんなに分かりやすい性格してなかったはずなのに。
自分でも知らなかった一面を暴かれていく感覚に心がザワつく。ただ、それを嫌だと思えない自分の感情が一番タチが悪いのかもしれない。
「そういう素直じゃないところも可愛い」
「大人を揶揄わ…ない…で……」
「大人ねぇ。鈴香は大人じゃないよ。年下の男に翻弄されて、sexを知ったばかりの女と同じで、性に対して貪欲だ。だから理性なんて捨てて溺れて仕舞えばいい。何も考えず、俺に溺れて……」
「ひっ…あぁぁぁ……」
胸の谷間に感じた痛みに思わず声を上げれば、慰めるようにチロチロと舌を這わされむず痒い感覚に身体を捩る。
「綺麗についた、ココ」
ジンジンと熱を持ち痺れる胸元を指先でトントンと叩かれ、見下ろせば真っ赤に色づいた花びらが一つ散っていた。