遠距離恋愛でも繋ぎ止めておきたい天然彼女が可愛いすぎる

「あ〜、うん、構わんよ……詩織を高校から手放した時点で広島に戻るとは思わんかったしな…ワシも野球でプロを目指したが駄目だった男じゃ、慶太くんは諦めずに挑戦してくれな」

「はい!頑張ります、あの、うちの家族も詩織の事を気に入ってるんで、またそのうちお会いできたらと思ってます」

「そうじゃな、さぁ、外に出るか」

「はい」

「慶太くんはビール飲む?」

お母さんに勧められて慶太も飲むことに…

みんなでカンパーイといいながらたくさんの肉があっという間になくなっていく。

「ねぇ、ねぇ、赤崎翔太さんてもしかして兄弟?」

「そうだね」

「やっぱりだよ、沙央、兄弟だって」

「兄弟揃ってイケメン、いいなぁ」

「でも親戚になるんだよ」

「そっかー」

「翔太くん、めっちゃいい子だよ、あっ、この前撮影したんだよね、慶太くん」

「何か詩織に話すと怖いな(笑)情報をバラすなよ」

「あっ!言っちゃった」

「まっ、お姉ちゃんの天然は昔からだよね」

「香央〜むぅ」

ぷっと慶太くんは頬の膨らみをなくしてくれた。

お決まりの行動だ。


そのうち雑誌に載るからまだ内緒と双子に慶太は言って、雑誌がでたら送ると約束した。

「買うよ、絶対〜」

と沙央が言うと

「慶太くんは日本にいないかもじゃん、私も買う(笑)」

詩織も負けずに言っていた。

「詩織にも渡すように翔太にも言っとくから」

『わーい』


3人が同時に話して慶太は大笑いをした。

「うるさくてごめんなさいね慶太くん」

お母さんが恥ずかしそうに話しかけてきた。

「いえ、賑やかで楽しいです」
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