遠距離恋愛でも繋ぎ止めておきたい天然彼女が可愛いすぎる
夏休みの終わり
朝早く起きてランニングを済ませた慶太は洗濯を回し、買ってきたパンを食べていた。
やっぱ実家から北海道かな、ここにいると詩織も落ち着かないだろうしなぁ
母校で練習させてもらうか……
洗濯物を外に干し、動いていると詩織が目を覚ましたようだ。
「起きた?」
「うん…」
「パン買ってあるよ」
「ありがとう」
「よく寝たな」
「まだ眠い……ふぁぁ」
トイレから戻ると詩織は左手を見た。
「慶太くん、指がむくんでる」
「あ〜、朝はな仕方ない、指だけじゃないし、すぐに元に戻るよ」
良かったぁと言いながら詩織は慶太が買ってきたパンを食べ始めた。
「今日どうするとか考えてる?」
詩織はもぐもぐと食べながら頭を横に振った。
「慶太くんは?」
「うーん……どうすっかなぁ」
「珍しいね、慶太くんが決めてないのって」
「詩織の今日じゃなくて、これからの予定は?」
「地獄の練習三昧ね……はぁ」
「1週間も休むことないもんな(笑)」
それよねぇ……
とりあえず詩織の冷蔵庫のものの買い出しに行くかと提案をしてくれて支度する〜と大きな背伸びをするとチュッと軽いキスをくれた。
「お散歩、お散歩〜るん」
謎の詩織の自作の歌を歌いながら近くのスーパーにやって来た。
「ちょっと待って」
詩織はスマホを見た。
「今週遠征かと思ってたけど違ったわ」
「でも練習はあるんだろ?」
「居残り組はある、私居残り組だわ、見てよかった」
「まあそれなら卵と?米も買っとくよな、俺が持っちゃるし」
「助かる〜あとヨーグルトとお肉欲しいな」
詩織の買い物を済ませて荷物を持ってくれる優しい慶太くん
帰りに銀行でお金をおろしマンションへ帰った。