遠距離恋愛でも繋ぎ止めておきたい天然彼女が可愛いすぎる
食事会

次の日の練習後に松平くんにはいつでもいいよと言うと土曜日の練習後はどう?と提案された。

「遠征入ってなかったっけ?」


「今週はなしだよ」

「じゃあ……うん、いいよ」


そして土曜日の練習後、詩織はチームジャージのまま外に出ると松平くんが待っていてくれた。

「あれ?着替えしなかったのか?」

松平くんはスラックスにポロシャツに着替えていた。

「ダメだった?着替えてこようか?」

「いや、いいよ、ドレスコードじゃないとダメな場所には行かないから」

練習後にはちゃんとシャワーはしたからいいかなと思ったんだけどな、まあ、いいか…

普段チームメイトとも食事はジャージで簡単に済ます事が多いから松平くんともそういう感覚だったんだけど。


「お腹すいたね」

「江藤は食べれないものとかはない?」

「そうね〜納豆以外なら大丈夫よ」

ちゃんと聞いてくれるんだ。

「電車で2駅のところに新しい店が出来て行ってみたいんだけど」

「いいけど、土曜日なのに新店て入れるの?」

「予約しといた」

「あーそうなんだ」

じゃあ食べれるもなにもないと思うんだけどな、まあ聞いてくれただけいいのかな?

慶太くんと川辺くん以外の男性と食事に行った事がないからよくわかんないや

電車を降りて10分ほど歩くと、ここなんだけどと松平くんは立ち止まった。

「もんじゃ焼き?」

「そうなんだよ、美味いらしくて…東京では月島が有名だけどさ、東北の店舗が進出してきたらしいんだよ」

ん?東北?詩織は顔をしかめた。
まさかね……
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