ご主人様は糖度高めの三つ子様
「んじゃ」
「あー!雷さん!」
そのまま部屋から出ていこうとする次男を呼び止める。
「色々ありがとうございますっ…
あの、私、全然就職できなくて…
まぁ、色々あったんですけど…
こうやってお仕事もらえて、とても有り難いです!」
「よかったな。
あと、雷でいいから。
さんはやめろ」
パタンとドアが閉まった後、
私は椅子に軽く腰かけた。
はぁ……
なんかうまくいきすぎじゃね?
無一文の私が突然就職して、
突然家と着るものも食べるものも
手に入れてしまったじゃないか。
なんか、怖い…
私の人生でこんないいこと今までになかった…
嫌な予感。
「家政婦さんのマニュアル…
ふーん、これを読めば仕事のやり方はわかるのか」
にしても、太いな!!
何だこれ!?