死ぬ前に後悔したくないからと婚約破棄されましたが、溺愛されました
まだ気持ちの整理もつかないうちに、モデア男爵様の所へ一緒に行くように言われたのだ。


「うふふ、もぉうエディたらぁ、やぁだ、うふふ」

「セレナ、今日も可愛いね、誰も見てないから、いいだろ?」

「ちょっと、もぉうエディ、いやぁ、待って。 あら?あなた、何か用?こっちを見ないで!ねえ、エディ、どうしてこの女が一緒にいるのよ?だって、私たちもうすぐ結婚するじゃない」


「あぁ、セレナ分かってくれ、こんな女でもまだ、一応婚約者なんだよ、書類にサインしてもらわなきゃいけないから。すぐに解消するから」


エディの腕にべったりと腕を絡ませて、豊満な胸を押し当てるように寄り添う女性。

これまでも度々こういう状況があった。

婚約しているから、定期的に交流する必要があるとかで、エディと私は出かけることもあった。なぜか三人で。いつもいつもエディの腕にはセレナ嬢がくっついていた。

目の前でいちゃつく様子を見せられて、ため息が漏れる。
そんな様子が二人は気に入らないのか、何かと文句を言ってくる。
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