【完】オキナグサに愛を込めて
倉庫に入ってから圧倒されてて忘れてたけど、わたしがいるのってもしかして幹部しか入れない部屋とか…?
……凄いところに来てしまった。
『…お招きいただきありがとうございます……』
慌ててお礼を伝え、ぺこりと頭を下げる。
「やっぱりかわいいねエマちゃんは」
サクラバさんは目尻に涙をためて笑ってる。
それから、こっちにおいでーとソファーの隣をポンポン叩いてる。
『え…座っていいんですか?』
「俺たちが呼んだんだから当たり前じゃん?」
「エマちゃん、そいつの隣危ないからここ座りな」
そう言いながらユウキさんが1人掛けのソファを用意してくれた。
「こらアオ!邪魔するなよ!」
「アキト、お前どっかいけよ。エマちゃん襲われないように気をつけてね」
お、襲われる…。サクラバさんってそんなおっかない人なのかな…。
1人恐怖に震えるわたしを他所にサクラバさんとユウキさんはまだ言い合いをしてる。