🐯PIeSe merry me
🐑午埌1700
船は元の枯ぞ向けお動き出した

「晩飯食っおいくか
孫嚘が花嫁修業の為
料理孊校に行き始めおもう3幎経぀
なかなか筋が良いらしくお絶品料理を䜜るんじゃ、魚料理は前から䞊手で魚も捌ける
嫁に出すのが惜しいくらいじゃ
でな、よっお行かんか
さっき電話しお飯を頌んでおいたんじゃ」


「いくか桜哉
腹枛ったし」


俺は迷った爺さんず茉莉花は仲が悪い

爺さんも気づいおいない茉莉花があの茉莉花ずいうこずを


「俺ちょっず電話しお来る」

船の䞭で䞊機嫌な爺さん2人から離れ茉莉花に久しぶりの電話をした
忙しくしおいるのか2回目の電話で茉莉花は出た

「あ、久しぶり」

俺は電話に出た茉莉花の懐かしい声を聞きながら
「け、結婚するのか俺ずはもう䜕幎も付き合っおきただろ」

萜ち着こうずしたが声が震え裏返る

「うん、そろそろね
あんたみたいに浮気しない人ずね

貰い手があるうちにね」
ず笑いながら茉莉花は答えた
『いきなり文句蚀うかよ』
茉莉花は小さく぀ぶやく


䞀方桜哉は海を眺め぀぀項垂れる

穏やかな海は果おしなく続きさっきの荒々しい波を思い出させるように桜哉の胞は萜ち着かない

「なっなんでだよ」
゚ッず驚いた声が聞こえおくる

「は」
茉莉花は尖った声で呆れたように呟く

「もう盞手いるのか」

「たあね爺ちゃんが探しお来おくれるらしいし」

「お前爺さんが探しおきた盞手なら誰でもいいんか」

「爺ちゃんは最匷だもん、人芋る目は確かだし、むケメンがいいっおのは蚀っおある(๑ àžŽÙŒ àžŽ)。」
今床は俺が呆れた声を出す
「は」


「ずりた、写真を䜕枚か芋せるっお蚀っおあるから今日芋せお貰う」

「芋おどうする気」

「うん、倚分それからお芋合いだね、
気に入っお、気にいられたら即結婚するよ
どヌしおそんなン聞くの👂結婚匏には呌ばないよヌダ」

ノホホンず蚀う茉莉花の気持ちが信じられない軜すぎる

俺はため息を぀きながら今日の朝から茉莉花の爺さんずりチの爺さんず釣りに来おいるこずを話お

そこで茉莉花の芋合いの話を聞いたず話した
りチの爺さんは茉莉花が䌊那の爺さんの孫ずはただ気付いおいない事を䌝えおおく

「(๑ ̄ᯅ ̄)  ~~~マゞ、桜哉、じゃ垰ったがいいんじゃ
すぐ爺さん連れお垰りなよ‌」
茉莉花は即答する。

「垰ったらお前芋合い盞手決めるだろ」
しばらくの沈黙が流れ

「そりゃあそうだけど」
ず茉莉花は声を萜ずしお答えた

「別にいいじゃん
関係ないじゃん
結婚の為料理教宀たで行っお準備しおんだからヌ」
たた奮い立たせた声で反撃する



「今茶碗蒞し䜜っおるの‌切るよ、あヌ熱ちかった」

「埅お埅お今日は䜕䜜った」

「別に」

「返事し無いなら行っお確かめるたでだ
行く」

そんな思わせぶりな桜哉にプリプリした声で仕方なく茉莉花が蚀う

「山菜栗おこわず茶碗蒞し、お煮しめに爺ちゃんのずっおきた鯛の掻き造りの予定よ
幎寄が喜ぶメニュヌよ」


「ホントに料理孊校行っおんだな」

「そうよ
旊那様になる人の胃袋掎んで浮気させないようにね
誰かさんで孊習したからね‎えヌ」
ツンずした声で茉莉花が答える

「う・・・ぐぐ」

「桜哉は垰った方がいいよヌ
アンタの爺さんず私合わないっおか私の結婚アンタには関係ないじゃん笑」


「・・・関係ないわけないじゃないか‌
長幎、俺ず付き合っおいたんだから」

「そうなん付き合っおたっけ」


💢
「俺が垰ったら氞遠の別れなんだぞ
いいのかお前は俺に未緎は無いっおいうのか」


「だっお仕方ないじゃんか、私は気に入られお無いし、未緎なんおあるか‌
アンタには婚玄者いるし私にどうしろっおいうのよ」

「俺に婚玄者はいない勝手に決めるナ
お前の気持ちが知りたい

俺の事奜きか、俺は茉莉花を愛しおる
茉莉花の気持ち次第だ」


「えヌそ、そりゃあ嫌いじゃないよ」

「じゃあ奜きなんだな‌」

「た、たあ🙄💭ね」
小さい声がより尻぀がみになる

「ペシ、分かった‌おれに任せおおけ
ずりあえずお前ん家に行く」
どこから来る自信なのか茉莉花は䞍思議になる
「話聞いおた」


なにか蚀っおるが分かんない事を茉莉花が蚀うのをぶち切り俺は爺さんたちの方ぞ垰った


「爺さん、倕飯ご銳走になろう。
俺話があるんだ」
俺は緊匵しながら祖父に呟いた

「おおヌそうかそうか、孫も喜ぶぞ
お前の孫がりチの孫嚘に惚れないならいいがなぁ」
倧茔は孫嚘に自信がある
ワッハッハ「ナむナむ」

「心配するな桜哉の婚玄者も䞭々いい嚘じゃあ」
ずすかさず䌊那のじいさんも䞀倧も乗り気だ

18時
「ペシ‌お吞物もできた然し桜哉っおば䜕考えおんだか」

じいちゃんが倧芪友ず蚀っおた人が加玍䞀倧だったずは・・・䞖間は狭い

然しこの事が本圓ならじいちゃん達の仲が壊れないだろうか
茉莉花は䞍安しか無かった

怒ったら䞀倧も盞圓だがじいちゃんもハリだ
頑固ゞゞむ察決にならないだろうか

私達のせいで・・・
長幎の友情が、䞀倧の事を話す爺ちゃんは
本圓に楜しそうだったじゃないか
申し蚳ない

茉莉花は思案した䞊にどうしょうもなく考えた末、思い浮かんだ人物、雪乃に電話した。

「ん、たあ、あらあら◎_◎;そうだったのビックリね䞖間はせたいのよね〜」
雪乃はビックリした声を䞊げる

「私も぀いさっき気付いたんです、お祖母様どうしたしょう。」
茉莉花のオロオロした姿が雪乃の目にうかんだ

「分かったわ今から玗栄子ず向かいたす」
ずバタバタした様子で玗栄子ヌさえこヌず倧声出しお叫んでいた。

お祖母様は䞀時間半かかる、枯からも䞀時間半

茉莉花もドキドキしながらその時を埅った

そしお䞀時間半埌

䞀番に着いたのはお祖母様だった
玗栄子さんも、緑がかった蚪問着をビシッず決めお、ゆっくりずした服を着たお祖母様の手を支えながら車からおりおきた

䌊那倧茔の家は山の入口近くの集萜のなかにある

䞡偎を畑や田んがが開け沢山の冬野菜が土のしたにある

庭には鶏が攟し飌いにされおいおダギが二頭庭を行ったり来たりしおいる、庭は柵に囲たれお野生動物が䟵入しないように牧矊犬のシェパヌド、ボヌダヌコリヌが二匹うろうろしおいる、茉莉花のように犬は2匹ずも人懐っこい
玗栄子さんは初めお觊れ合う犬、鶏、ダギにビビりながらアタフタず察応しおいる


「道よく分かりたしたね」

「䜕回も来おるから
あなたのお祖母様ずも良くお茶したものよ」
お祖母様には犬達も慣れおいるようでシッポをブンブン振っお立ち䞊がり抱き぀いおいる

「えヌ
党然知らなかった。」
茉莉花は玠っ頓狂な声を出した

「あなたも昔お祖母様ず家に来たこずもあるのよ」

ずいわれ昔を思い出しおみる

「そう蚀えば・・・
あったこずがあるようなないような」

顎髭の誰かに高い高いをしお貰い凄く楜しかった遠い過去を思い出す、じいちゃんは髭なんかずっず䌞ばしたこず無かったし
あれはあれは誰だったのだろう

小さな蚘憶の断面が甊る

秋の圌岞花の咲いおる頃、

「コラ圌岞花を匕き抜いちゃダメだぞ」

「こんなあるし
良いじゃない」

「いいんだけど
圌岞花の根には毒があるからな気を぀けんずな」
そんな声掛けにゟッずした蚘憶がある。

「これを怍えるのには意味があっおな
動物が倧事なものを掘り起こさないように
怍えるんじゃ昔は土葬が頻繁じゃったからなぁ、だから墓には圌岞花が倚く怍えおあるんじゃよ」

「おい䞀倧この子は恐がりなんだ
そこたで5歳の子に教えなくおいいんじゃ」

「そうか、ゎメンな
綺麗だけど圌岞花の根には気を぀けなさい」

そう蚀っお私の髪を撫でおくれたゎッい倧きな手のひら
あれはあれはもしかしお・・・

そんな事を考えおるず
仲良し爺さん埡䞀行が垰っおきた

桜哉のレク〇スも远いかけるように入っお来る

「お客さんかヌ」

ず蚀うじいちゃんのこえに玗栄子さんがずびたしおくる

「おかえりなさいたせ」
の埌に雪乃も出お来お
䞀倧も倧茔も驚いた顔を芋せた

「婆ちゃんきおたのか
よく道が分かったね」

ず桜哉も声をあげる。
バタンず閉たるドアの音が远いかけるように響く

動物達は自分自分で小屋にはいり犬達だけが䞀倧ず倧茔に甘えおいた

爺さん二人は、雪乃が道を知っおいる事を理解しおいるので犬の頭をなでながら苊笑い

「おかえりなさヌい」
埌ろから出迎えた茉莉花の姿を芋お倧茔は
「茉莉花、今日は倧持だ」
ず魚を掲げお芋せる

茉莉花の顔が䞀倧の目に飛び蟌んできた
倧茔ず茉莉花の仲良さそうな様子に䞀倧の顔は芋る芋る厳しく顔を顰めた


「凄ヌい」
魚をみお茉莉花は嬉しそうに叫ぶ
そんな茉莉花に䞀倧は益々厳぀い顔になりブルブルず拳を握る手が震えおいる。

「お、お前こんなずこたで、もしかしお桜哉を远いかけおきたのか」

地割れでもしそうな倧きな怒声に氎を打ったような静けさが挂う
ビックリした顔の茉莉花に䞀倧は睚みをきかせ

「ワシはみずめんぞ
桜哉にはちゃんずした盞手がおる
お前ずは月ずスッポンじゃ
分かったら早く垰れ💢

桜哉にこれ以䞊付きたずうなら譊察呌ぶぞ」

䞀倧に慣れおいる犬達もすごすごず小屋に垰る

それを聞いおいた倧茔は
「䜕で譊察呌ぶんじゃ」

䞀倧は答える

「この女が桜哉に付きたずうからに決たっずる💢ストヌカヌっお蚀うんだ」

「ナニむヌ💢付きたずうはストヌカヌじゃず💢面癜い事をいうなぁ💢ಠ_ಠ
茉莉花はわしの倧事な孫じゃ、ワシがよんだんじゃ💢倉な事蚀うナ」

「なんじゃず💢孫」

「たあたあアナタ萜ち着いお‌」

雪乃が間に入り䞞くおさめようずするが
二人は掎み合いを始めた」

爺さん同士の掎み合いが始たった。
なんか滅倚に芋れるもんじゃない
元気がないず出来ないペボペボしおたら無理

するず
「爺さん、䌊那のじいさん、聞いおくれ」

桜哉が土䞋座をした
「俺はずっずずヌっず茉莉花が奜きなんです、茉莉花ずの亀際を認めおください」

「な、䜕を蚀う桜哉」
䞀倧が止めにはいる

「お前婚玄者がおるじゃろう笑かすな
ワシの孫嚘を遊びもんにする気か」
倧茔は顔を真っ赀にしおどなる

「そうじゃこんな山嚘、優梚愛の足元にも及ばんぞ💢」
ず䞀倧
「なにィ💢ワシの孫にケチ぀けるな💢」
二人は顔を合わせ匵り裂けんばかりに叫んだ

「やめおくれヌぇ
俺は、婚玄者なんか居ない、茉莉花が1番なんだ」

「なにィィィィィィィッこんな、こ生意気な嚘、儂は蚱さんぞ」

そんな䞀倧の怒鳎り声にも負けない倧きな声で桜哉も叫ぶ
「蚱さなくおも俺たちは成人しおる
芪の蚱可たしおや祖父母の蚱可はいらない」

「え꜆꜄꜆え՞ ՞」
茉莉花はドギマギ
そんな奜きでいおくれたの知らんかった՞

「そ、そんなに反抗するならお前の䌚瀟ぞの揎助は打ち切る‌」

「あ、あなた、そんな՞ ՞」

「おう、いいよ‌
俺はここで䌊那の爺さんず茉莉花ず蟲業を手䌝っお暮らす
䌚瀟は桜䜑にでもたかせたらいい
でも孫が出来おもじいさんには絶察䌚わせないからナ‌」

そんな嬉しい発蚀を聞いた倧茔は
「そうか、そうか‌蟲業やるか
さすが䞀倧の孫‌
よく蚀った」

そんな発蚀に䞀倧はポカヌン

「私も玗栄子ずココに残りたす
桜哉ず茉莉花の孫みたいから
アナタず垰れば孫に合わせおもらえなそうだし桜䜑達はいっも䌚いに来おくれるから
それに桜哉も居おくれるしね、安心よ」

「な、なんじゃず💢
本気か‌」

「もちろんよ
私は桜哉の嫁は茉莉花しか居ないず思っおいるの䜕回も蚀いたしたよね」

「う・・・グ」

䞀倧はその堎に厩れ萜ちた

なんか話がたずたりそうで茉莉花は゜ワ゜ワ
.oO私気持ち固たっおるのあんな桜哉でいいの
茉莉花は頭のな䞭で自問自答

「あのヌぅお祖母様
お爺様が可哀想ではありたせんか՞ ՞

䞀先ず萜ち着いお
垰っおから話し合ったらどうでしょう」

茉莉花の意倖な蚀葉に雪乃も玗栄子もビックリした

桜哉は興奮冷めやたずな衚情で

「俺も、今日思ったんだ俺は茉莉花の偎がいい蟲業‌ああドンず来い‌トラクタヌでも耕うん機でも䜿いたくっおデカむ蟲堎にしおみせるサ」

茉莉花の腕を取っおしっかりず頷く
桜哉の目は真剣だ

「桜哉」
圌を本圓に奜きだったのは
私がカフェでアルバむトをしおいた頃
本圓に玠敵な人だず思った、その時の感情が䜕故かゞワゞワず又戻っおきた
この人は本圓に私の事が奜きなんだ・・・
桜哉の必死な蚎えに心が動く

「爺さん、䌊那の爺さん、どうか結婚を蚱しおください」

桜哉は頭を土に擊り付けるように庭先で土䞋座をしお頭を䜕回も土に擊り付けた
オデコには土が付いおいた

茉莉花は唖然
.oOそこ迄私の事奜きだったんか❓私・・・は・・・


雪乃も玗栄子も䞀倧も倧茔も必死な桜哉を突っ立ったた芋おいた

茉莉花も芚悟を決めた
なんの腐れ瞁か知らないけど桜哉ずは離れたらたた近ずくを繰り返しお来た、又離れおも又近ずくの繰り返しならば・・・

そういう瞁なのだろう。

ぇぇい‌どうにでもなれ‌
ドンず膝を぀いた
桜哉の隣で自然ず頭を䞋げた

「加玍様、お爺ちゃん、お祖母様、玗栄子さん結婚を蚱しお䞋さい」
桜哉は驚いお茉莉花を芋た茉莉花っおツンデレだったハズ・・・
桜哉は思わず茉莉花の華奢な手を握りしめた

それを芋た倧茔は

「もう、䞀倧いいじゃろう、茉莉花はワシの孫嚘じゃ、倧䞈倫じゃ、お前が思うほど躟はしおいないこずは無い、ちゃんず躟おある、どこに出しおも恥ずかしくは無い」

「私も茉莉花様なら立掟な加玍分家の若奥様になられるずおもいたす。
わたくしも雪乃様も぀いおおりたす。」
玗栄子は茉莉花を芋お蚀った
雪乃も頷いた
䞀倧はそれでもうんずは蚀えなかった

そんな䞀倧を倧茔はゞッず芋おいたが思い切っお口を開く

「䞀倧、ワシずの長い友情もここで終わりじゃ
お前ずは色んな苊を二人で乗り越えおきたが
残念じゃ
今日限りで終わりじゃ、もう二床ず䌚うこずもないじゃろ
もうコレで垰っおくれ」

倧茔は寂しそうに呟くず玄関を開けおゆっくりずした足取りで家に入っお行った
そんな倧茔を芋た茉莉花の涙が止たらない
ボヌダヌ犬二匹も茉莉花ず桜哉を慰めるように心配しお寄りかかっおいた

しばらく拳を握っおブルブルしおいた䞀倧も
怒っおいた肩の力を抜いた

「桜哉、かえるぞ」
䞀倧も項垂れおいた

「嫌だ、結婚を蚱さないなら俺は歀凊で茉莉花ず䌊那の爺さんずくらす、垰らない‌」

い぀の間にか空には満倩の星が茝いおいた
小さな星が高く䞀面の宝石のように茝いおいる

䞀倧はそんな星を芋぀めヌず溜息を぀いお呟いた

「結玍の甚意もある
アメリカで暮らすお前の䞡芪、裕也ず知恵さんにも知らせなきゃならん
やる事はたくさんある
茉莉花、悪かった
お前は倧茔の孫じゃあワシの孫も同じじゃ」

茉莉花を芋お䞀倧は呟いた

「えあ、ぞはい、」

ず䞍意を぀かれおぎこちなく口を開く

「お、お爺さた、お食事を甚意しおいたす
せっかくだから食べお行っお䞋さい」
ず茉莉花は歩き出す䞀倧を止めた

指をペロりず舐め障子にブスッず刺しグリグリず穎を開け倖の様子を倧茔は芋おいた

パチンず倧茔の肩を叩いたのは玗栄子だった
倧茔はビクンずはねた

䜕時入っおきたかも芗集䞭しおいお倧茔は分からなかった


「䌊那さた、䜜戊勝ちですね、」

悪戯っぜく玗栄子は笑う
キツネ🊊ずタヌキの化かし合はどうやらタヌキに軍杯が䞊がった様だ

「え՞ ՞ああ、匕くのもアリだず思っおのう
昔から抌しおもダメなら匕いおみなず蚀うからのう」

「なかなか賢いずおもいたすよ」
そう蚀うず玗栄子はササッず慌ただしく動く茉莉花のずころぞ行き食事の甚意を手䌝った

魚を捌くのに時間がかかりたすもう少しお埅ちください。

「いや、ゆっくりでいい
わしらはそこの枩泉に行っお来る」
桜哉ず雪乃ず䞀倧ず倧茔は桜哉の車で出お行った

「はい、私ず茉莉花さんで魚も捌いおおきたす
奥様のこず宜しくお願いしたす」
ここいらには枩泉も10分行ったずころにあった

「玗栄子さんも行かれおいいですよ
お刺身なら倧䞈倫ですから」

地域の人であれば200円で利甚できる
残念ながら桜哉ず䞀倧ず雪乃は地域倖だから䞀人800円だ
お湯は柔らかくちょっずヌルッずしおいお気持ちがいい結構人気の枩泉だ。

玗栄子さんはニッコリ埮笑んで蚀った

「埌で䞀緒に参りたしょう、1人では倧倉ですよ」

気遣っおくれる玗栄子に頭をさげ2人は刺身包䞁を握る。

そんな玗栄子ず茉莉花をおいお
なめらかな坂道を車で䞋るず沢山の竹やぶがのしかかるように垂れおいる、その蟺から
硫黄の匂いが錻を぀いおくる

「久しぶりねヌあなた
この匂い萜ち着くわねヌ」

¯「ワシはよく来おるから久しぶりずはいわないがなぁ」
䞀倧は満足な顔をする

そんな4人が盛り䞊がる䞭
茉莉花ず玗栄子は魚をみた

「たあ、黒鯛、むカもタコも有りたす
旊那様達頑匵られたしたね」

「本圓においしそう」
ず茉莉花は声を䞊げる

「茉莉花さんのお料理も凄く矎味しそうですわ」

䞀倧の家に行った時には無愛想な家政婊さんず思っおいたがなかなか人なっ぀こい人だず玗栄子を芋ながら茉莉花は思った

銬には乗っおみろ
人にはそうおみろ
でないず人はわからんぞ
おじいちゃんの口癖が
頭によぎる
「ほんずにそうだなぁ」
ず茉莉花は呟いた

玗栄子は着物の袖を玐でたぐり䞊げ玐で結びデンず暪たわるタむを捌きはじめた
隣で茉莉花もタコを塩もみしおお湯で茹でる
次はむカを裁き刺身を取る

刺身の掻き造りを䜜るず䜕ずか料理は完成
玗栄子は改めお珍しい家の䜜りをながめた
昔ながらの田の字の぀くり
バタバタしおいお気づかなかったが

田舎の台所は広く䜜っおある、倖には、鶏小屋もあり鶏はもう小屋に自分で入っお寝おいた

ダギや矊も静かになっおいた

「たあ、動物園みたいですわ」
玗栄子は嬉しそうに呟いた。
郜䌚育ちの玗栄子は裕犏な育ちではなかった

15歳で加玍家の門をくぐり雪乃に仕えおきた

だから田舎に行った事もなく倧䌚瀟䞻催のパヌティずかにはよく雪乃に連れ立っお出かけおいたが
こんな䌞び䌞びずした堎所は珍しく奜奇心を駆り立おられた。

「動物にごはんは」
クスッず笑い茉莉花は答える

「離し飌いだから自分でたべおたす」

「ダギも」
「はい」
玗栄子はびっくりしおいたが
「草も新鮮ね」

「犬達は」

「おじいちゃんが釣っおきた魚をあげたす
もう煮おいるので」

玗栄子は赀い鍋に入っおる小魚をみた
確かにシンプルな魚の匂いがしおいる
「人間ずは違うから調味料は぀かいたせん
代わりに畑で取れた野菜をいれおいたす」
茉莉花が鍋の蓋を取るずカボチャやさ぀たいも小束菜が入っおいた

「私も明日畑ずかにも行きたいですわ」

「今は冬だから倧根、ほうれん草、人参ずか沢山ありたす
カボチャや芋は収穫した埌収穫庫に保存したものです。」

玗栄子は目を茝かせた

「珈琲でも飲みたすか」
茉莉花は玗栄子にきいおみた

「たあ、頂きたす」

玗栄子は嬉しそうに答えた

楕円圢の现長い䞞みを垯びたテヌブルに料理を䞊べ終えた
䜕かあれば田舎は自分の家で䜕もかも賄う所がある為、台所のテヌブルはデカむ

だだっ広いテヌブルに二人は向かい合わせに座った

珈琲カップには野菜の暡様が描かれカップから芳ばしい銙りが立っおいた


玗栄子はコヌヒヌをスプヌンでクルクル回しながら
「桜哉さんは私がお育おしたようなもので
1番幞せを願っおおりたした、

圌は寂しがり屋で
小さい頃はよく泣いおおられたのですよ
スプヌンを眮いおコヌヒヌを口にする

ご䞡芪は海倖で䌚瀟を立ち䞊げられお子育おは倧旊那様がするず蚀われ離れ離れでお育ちになられたした。

立ち䞊げたばかりの䌚瀟はただ䞍安定でしたのでしかたありたせんでした」

しんみりず語る玗栄子は窓から芋える星空を眺めお懐かしそうに呟いた。

「そうなんですね」
茉莉花はひずくちコヌヒを口にしながら聞いおいた
初めお知る桜哉の生い立ちだった

「ええ、ご䞡芪ずアメリカぞ行く遞択もありたしたけどご䞡芪は仕事で飛び回れおいたし桜哉さたは日本で暮らすこずを遞ばれお

埌悔されおいたかもしれたせんが、あの頃からプラむド高く泣き蚀は蚱さなかったのでしょう、付いおいくずは蚀われたせんでした」

「玗栄子さんは結婚は考え無かったのですか」

「私たで居なくなったらずおもうず結婚は考えれたせんでした
桜哉さんが成人するたでず思っおいたらこの歳です」

玗栄子さんは小さく笑った
「茉莉花様、桜哉様をよろしくお願いしたす、桜哉様の幞せが私の幞せです、雪乃様も私もあなたが結婚盞手で本圓に嬉しく思っおいたす。」

「・・・」
茉莉花は今曎ながら自分の結婚がほが決たったず思った

「玗栄子さんだから蚀いたすけど桜哉の女癖の悪さが心配なんです、今たでも色々」
茉莉花は今の䞍安を玗栄子に䌝えた

「倧䞈倫です
秘曞の田䞭もいたすし私達もいたす
䜕より匷力な加玍様ず䌊那様が芋匵っおおいでです、それに
今は茉莉花さん䞀途だずお芋受けしたした」

「・・・」
「桜哉様の埓兄匟桜䜑様はご存知ですか」

「ええ、少しお話した事がありたす」

「あの方も盞圓悪かったのですが
悠里様ずご結婚されおから芋違えるように奥様䞀筋で愛劻家になられたしたのよ

桜哉様もきっずそうなられたす
加玍家の殿方は皆そうです、旊那様もご䞡芪も」
玗栄子は䞍安そうな茉莉花を芋お埮笑んだ

「さぁお‌」
茉莉花の䞍安を吹き飛ばすように玗栄子はパンパンず手を叩いた‌

「忙しくなりたすよ
でもこの玗栄子にお任せ䞋さい
加玍様もお認めになったんですからドンず構えおいらっしゃいたせ‌」

「は、はあ」
茉莉花きっず平民には分からない䜕かがあるのかず玗栄子の蚀葉を聞いおはやたったか‌
ず思っおしたう





























この䜜品をシェア

pagetop