【ピュア青春BL】幼なじみの君と、ずっとミニトマトを育てたい。
「もう、時間だ」と、律くんが腕時計を確認する。キラキラと輝く湖面を眺め、名残惜しさを感じながら僕は律くんと一緒に漕いで、陸に向かった。
陸に着いてからは公園内を散歩して、向日葵や、夏の色とりどりな花が咲いている花畑も回れて充実した時間を送れた。
遠足は終わり、貸切バスが学校前に着くと解散した。
「由希くん、これ持ってくれる?」と、家に帰るバスが来るバス停にふたりで向かう時、律くんのボディバッグを渡される。
僕が律くんのバッグを手に持つと「俺はこれ持つから」と、僕が背負っていた重たくて大きいリュックを律くんが背負った。更に僕の鍋が入っているエコバッグまで持ってくれた。
「な、なんで?」
「俺の方が荷物持つの得意だから。俺のバッグ、よろしく」
「ありがとう」
僕は律くんに何回ありがとうと言ったのだろうか。数え切れないくらいにありがとうと思わせてくれる行動を律くんはしてくれる。
僕はとても大切な律くんのバッグを背中ではなく前に荷物が来るように背負った。
陸に着いてからは公園内を散歩して、向日葵や、夏の色とりどりな花が咲いている花畑も回れて充実した時間を送れた。
遠足は終わり、貸切バスが学校前に着くと解散した。
「由希くん、これ持ってくれる?」と、家に帰るバスが来るバス停にふたりで向かう時、律くんのボディバッグを渡される。
僕が律くんのバッグを手に持つと「俺はこれ持つから」と、僕が背負っていた重たくて大きいリュックを律くんが背負った。更に僕の鍋が入っているエコバッグまで持ってくれた。
「な、なんで?」
「俺の方が荷物持つの得意だから。俺のバッグ、よろしく」
「ありがとう」
僕は律くんに何回ありがとうと言ったのだろうか。数え切れないくらいにありがとうと思わせてくれる行動を律くんはしてくれる。
僕はとても大切な律くんのバッグを背中ではなく前に荷物が来るように背負った。