幼馴染に彼女ができたけどなんで私が嫉妬されてるの?
「オレちょっと隣行ってくるから」
食べ終わり、そう告げて玄関を出ようとすると、
「こんな時間に?沙菜ちゃんに用なの?」
と母ちゃんが引き止めた。
「ちょっとね」
「蓮、もう高校生なんだから、いくら沙菜ちゃんでも夜お邪魔するの止めなさい」
げ、なんだよそれ。
「竜はいつでも行ってるだろ」
「小学生と高校生は違うの」
「ノート借りに行くだけだよ」
そう言って飛び出した。
「蓮!」
呼ばれたけど関係ねーや。
沙菜には聞きたいことが山ほどあるんだ。
三波家のインターフォンを押すと、沙菜の母ちゃんが出てきた。
沙菜に用があることを伝えると、
「沙菜ー、蓮君が来たわよー」
と、快く応対してくれた。
三波家はオレが沙菜に会いに行っても何も気にしてない。
これが普通の対応だろ?
母ちゃんだけだぜ。いきなり変なこと気にし始めたのは。
「夜分遅くにすみません。すぐ帰りますからお構いなく」
「蓮君礼儀正しくなったわねー」
絶賛までしてくれる。
やっぱり沙菜の母ちゃんは最高だ。
階段を上ると、沙菜が部屋から体半分出して、オレの様子を伺っていた。
食べ終わり、そう告げて玄関を出ようとすると、
「こんな時間に?沙菜ちゃんに用なの?」
と母ちゃんが引き止めた。
「ちょっとね」
「蓮、もう高校生なんだから、いくら沙菜ちゃんでも夜お邪魔するの止めなさい」
げ、なんだよそれ。
「竜はいつでも行ってるだろ」
「小学生と高校生は違うの」
「ノート借りに行くだけだよ」
そう言って飛び出した。
「蓮!」
呼ばれたけど関係ねーや。
沙菜には聞きたいことが山ほどあるんだ。
三波家のインターフォンを押すと、沙菜の母ちゃんが出てきた。
沙菜に用があることを伝えると、
「沙菜ー、蓮君が来たわよー」
と、快く応対してくれた。
三波家はオレが沙菜に会いに行っても何も気にしてない。
これが普通の対応だろ?
母ちゃんだけだぜ。いきなり変なこと気にし始めたのは。
「夜分遅くにすみません。すぐ帰りますからお構いなく」
「蓮君礼儀正しくなったわねー」
絶賛までしてくれる。
やっぱり沙菜の母ちゃんは最高だ。
階段を上ると、沙菜が部屋から体半分出して、オレの様子を伺っていた。