あなたの帰りをずっと待っている


それからのことはあまりよく覚えていない。


お父さんは、いつもの通り普通に過ごしていたけれど、

お母さんの方は、気持ちを塞ぎ込んでいつも泣いていたような気がする。



私も一人になると涙が溢れてきたけれど、

あまりにもお母さんが脆く崩れていくもんだから、

泣いてばかりもいられなくて、

何とか生活はしていた。




< 113 / 127 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop