幸せを私に
『あ。ホントだ。』

光希「『あ。ホントだ』って...」

だって、今まで誰も私の誕生日を祝ってくれなかったから、忘れていた。

心南「とりあえず、4日後に誕生日会兼歓迎会やるよ!!」

『別に、やらなくても「ダメ!!」

別にやらなくてもいいと言おうとしたら、心南に遮られた。

心南「絶対にやるよ!!」

『う、うん。』

心南の勢いに押されて頷いてしまった。

初めて誕生日を祝ってもらうのは、少し楽しみでもあった。
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