キミのために一生分の恋を歌う③ -extra stage-
「みんな、じゃあ私行ってくるね!!」
私は晴と手を繋いで言った。
晴の手から大丈夫だよっていう温もりを感じた。
皆も行ってらっしゃいと言ってくれた。
「私ね、今はまだ歌えないけど。音楽が好き! 歌が大好き!! ライブも好き!! みんなの前でみんなを幸せにできる自分が一番好き。だからね、今は自分がステージの真ん中に立てなくてもいい。向こうで音楽のこと沢山勉強して、きっといっぱい悔しい経験もして。必ず、新しい私になって帰ってくるから。待っててねーー」
冬夜が言ってくれた。
失った先には、必ず新しい希望が湧いてくると。
僕たちはそれを共有できる仲間になろうと。
「小夏には僕がついてます。無茶しすぎたら必ず怒ります。苦しそうな時は僕の手で救います」
私には晴がいる。
隣にいつも居てくれる。
だから私は幸せから決して遠ざかることはないよ。
離れていても、近くにいても、みんなが心の中にいてくれるから。
前に進んで生きていけるんだよ。
次の旅へ、行ってきますーー
ーーそして、新しい日々が始まる。
知らない街、知らない人、知らない匂い。
何もかもが新しい景色。
ステージからは、たくさんの人が私の奏でる”音”で、笑ってくれているのが見える。
今はステージの真ん中、私の一番輝ける場所でなくてもいい。
私の新たな人生の旅はまだまだ始まったばかりなんだから。
前を向き続ける日々が、いつかまた知らない場所へ連れていってくれる。
私は晴と手を繋いで言った。
晴の手から大丈夫だよっていう温もりを感じた。
皆も行ってらっしゃいと言ってくれた。
「私ね、今はまだ歌えないけど。音楽が好き! 歌が大好き!! ライブも好き!! みんなの前でみんなを幸せにできる自分が一番好き。だからね、今は自分がステージの真ん中に立てなくてもいい。向こうで音楽のこと沢山勉強して、きっといっぱい悔しい経験もして。必ず、新しい私になって帰ってくるから。待っててねーー」
冬夜が言ってくれた。
失った先には、必ず新しい希望が湧いてくると。
僕たちはそれを共有できる仲間になろうと。
「小夏には僕がついてます。無茶しすぎたら必ず怒ります。苦しそうな時は僕の手で救います」
私には晴がいる。
隣にいつも居てくれる。
だから私は幸せから決して遠ざかることはないよ。
離れていても、近くにいても、みんなが心の中にいてくれるから。
前に進んで生きていけるんだよ。
次の旅へ、行ってきますーー
ーーそして、新しい日々が始まる。
知らない街、知らない人、知らない匂い。
何もかもが新しい景色。
ステージからは、たくさんの人が私の奏でる”音”で、笑ってくれているのが見える。
今はステージの真ん中、私の一番輝ける場所でなくてもいい。
私の新たな人生の旅はまだまだ始まったばかりなんだから。
前を向き続ける日々が、いつかまた知らない場所へ連れていってくれる。