この好きが本当になるまで ~腐れ縁の友人と嘘の恋を始めたら~
二人が出会ったのは、まだまだ初々しかった十八歳の春。ともに二十六歳の今、二人の付き合いは九年目に突入した。まさかこんなにも長く慶介といることになるとは思っていなかったが、なんの因果か、二人は出会ってからずっと同じ道をたどり続けている。
同じ大学の同じ学部に在籍していたのはもちろんのこと、配属された研究室も、就職先も、さらには就職後の配属部署まで同じだった。
特に示し合わせたわけでもないのに、なぜかいつも慶介と同じ道へ進んでしまう。二人とも食品メーカーへの就職を希望していたから、ある程度進む先が重なるのはわかるが、ここまで一緒だとなにか不思議な力にでも導かれているかのようだ。
とはいえ、運命的なものは一切感じていない。二人の間にラブロマンスは一ミリも生まれておらず、むしろ互いに腐れ縁だと思っている。
大学時代からそれなりに仲のいい友人関係ではあるが恋愛感情はない。なにしろそれぞれの想い人は別にいるのだ。だからこそ、二人は友人として気楽に付き合えているのかもしれない。
同じ大学の同じ学部に在籍していたのはもちろんのこと、配属された研究室も、就職先も、さらには就職後の配属部署まで同じだった。
特に示し合わせたわけでもないのに、なぜかいつも慶介と同じ道へ進んでしまう。二人とも食品メーカーへの就職を希望していたから、ある程度進む先が重なるのはわかるが、ここまで一緒だとなにか不思議な力にでも導かれているかのようだ。
とはいえ、運命的なものは一切感じていない。二人の間にラブロマンスは一ミリも生まれておらず、むしろ互いに腐れ縁だと思っている。
大学時代からそれなりに仲のいい友人関係ではあるが恋愛感情はない。なにしろそれぞれの想い人は別にいるのだ。だからこそ、二人は友人として気楽に付き合えているのかもしれない。