極上御曹司からは逃れられない運命でした
それはとても力強くて、それでいて優しい。
「凛花。たっぷり可愛がられる覚悟はできてるか?」
そして耳元で放たれる魅惑の囁き。
鼓膜を通り脳まで響くその甘い声色に背筋が伸びる。
「できてないって言ったら?」
また我慢するの?
「ククっ。ゆっくり時間をかけて、その気にさせるだけ」
想像してしまい、ビリビリと全身に電撃が走る。
「お前が欲しいって言うまでたっぷりな」
そして、司輝が急遽とったこのホテルのスイートルームに手を引かれ走って向かう。
その途中、一分一秒も待てないかのように司輝はついに私を肩に担いだ。
「えっ…ちょっ!」
部屋に入るなりドアの前で噛み付くようなキスに翻弄される。