極上御曹司からは逃れられない運命でした
「凛花ちゃん、兄貴が帰りが遅いって心配してる。戻ってやってくれ」
「あ、はい。それじゃ…」
藍さんと里翔さんもずいぶん仲が良さそう。
それに里翔さんてもしかして…
いや気のせいかな。
でも藍さんを見る目がなんか…
「凛花」
そんな事を考えながら会場に戻ると司輝が心配そうに待っていてくれた。
「ごめんね、遅くなって。里翔さんに会ったよ」
「そうか。大丈夫か?」
「うん。大丈夫」
その後も司輝のお父さんが言っていた通り、やっぱりこういう場では英語が必須で、自分も話せて良かったなと思った。
友達もいなくてする事もなかったから勉強ばかりしてたけど、案外役に立つもんだ。
思い切ってフェニックスに行ったのも良かったんだろうな。
友達もできたしね。