極上御曹司からは逃れられない運命でした


「でも…藍さんはそう思ってないんじゃ…」

「まぁ、親戚といっても遠くて血の繋がりはない」

なら自由に恋愛だって出来る。
だから離れられない運命だって言ったんだ藍さんは。

「先に言っておくが、俺は藍の事は親戚以外に思った事はない」

あんなにベタベタ司輝に触って。
司輝もなんだか慣れてるみたいだった。

思い出せば思い出す程嫉妬してしまう。

今がうつ伏せで良かった。
こんな嫉妬にかられた酷い顔、見せられない。

「藍は…、まぁ凛花も気づいたと思うけど、俺に気がある」

ピクっと反応してしまう。

「でもあれは本心ではない」

「え? どういう意味?」

「俺もずっとそう思ってたけど、凛花と出会って本当に人を好きになって、今日の藍を見て分かった」

「ちょっと話がわかんない…」

「俺もうまく言えないんだけど、俺に対してのあれは好きとかじゃなくてただの憧れだと思う」

「憧れ?」
< 247 / 303 >

この作品をシェア

pagetop