極上御曹司からは逃れられない運命でした
「私が3歳くらいだったかなー」

あらあら。
可愛らしいファーストキスですこと。

「里翔さん、藍さんを見る時優しい顔してますよね」

「えー? そう?」

全然分かってないしこの人。

「本当ですよ」

私はニコっと笑う。

どうか幸せになってねと。

そしてのぼせそうになりようやくお風呂から出る。

「遅い」

司輝がすぐさま文句を言う。

「女はいろいろ時間かかるんですー」

藍さんが言い返す。

「兄貴、彰くん、俺たちも入ろうぜ」

里翔さんが立ち上がり声をかけて、三人は入れちがうようにゾロゾロとお風呂に向かった。

残された二人でシャンパンを飲む。

喉がカラカラでつい飲み過ぎてしまう。

そしてはしゃぎ過ぎたのもあって、藍さんと並んでソファで寝てしまった。
















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