極上御曹司からは逃れられない運命でした
〜司輝side〜

「兄貴、彰くん、俺たちも入ろうぜ」

凛花と藍がやっと風呂から顔をほてらせて戻って来ると里翔が声をかけ俺たちも風呂へ向かう。

「ったく、どんだけ長風呂してんだよ」

服を脱ぎながら俺の文句は止まらない。
さっぱり凛花といれねぇ。
藍め。

「クハハハ、別にいいだろ」

彰が笑う。

「里翔、お前藍とどうなってんだよ」

すると里翔が気まずそうに笑う。

「女は切ったんか」

「…切った」

おお。
切ったんか。

「ったくよ。まどろっこしいな」

「でもあいつ兄貴の事…」

まだそんな事言ってるよ。
藍が里翔を見る時の目は女の目してるってのに。

「俺には凛花がいるんだ。さっさとどうにかしろ」

「わかってるよ…」

「まぁまぁ。焦んな」

彰が見かねたのか里翔の背中を叩く。
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