極上御曹司からは逃れられない運命でした


「いやいや朝から大騒ぎだな本当に」

彰がのけぞりながら呑気に笑う。

「凛花ちゃん大丈夫。ギリ見えなかった」

なんて言って親指を立ててる。

凛花を見れば胸をなでおろしていた。

危ねぇ。

里翔からも俺の後ろににいた凛花は見えてなかっただろうし。

なんとか凛花の裸を見られるのは阻止出来たようだ。

「よし。んじゃもういっちょ乗ってから帰るか!」

彰が立ち上がる。
何がよしかはわからんが。

そしてまたスノーモービルを乗り回し、現地解散となった。

「あの二人良かったね」

帰りの車で凛花が嬉しそうに話す。

「そうだな」

「昨日、お風呂でたくさん話してくれたよ藍さん」

「そっか」

また一人友達が増えたな。
那子ともすっかり仲良くなってるし。

結婚式の前に藍ともちゃんと仲直りできて良かったのかもしれない。

そう思えば今回みんな集まれたのは良かったのかもな。

そう思いながら帰ったのだった。
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