極上御曹司からは逃れられない運命でした
ここに日本人がいるのが珍しいのか、並んで写真を撮らせてくれと結構な頻度で頼まれた。

そして女性たちが一度トイレに行くと言って、皆んなで行ってしまう。

「女だけで行って大丈夫か?」

俺はボーイフレンド達に言う。

「まぁ、三人いるし大丈夫だろう」

ならいいんだけど。

「シキ、良い身体してるな」

「はは、ありがとう。一応鍛えてる」

「俺も俺も」

そう言ってボーイフレンド達の筋肉自慢が始まる。

聞けばボーイフレンド達は偶然にも皆んな俺と同じ歳だった。

彼女たちは26と27で、どうやら凛花が一番歳下だったみたいだ。

「たまたま家を探してる時に皆んなで出くわしたらしいよ」

「それが出会いだったのか」

「ああ。あとはエラってオーガナイザーの子と四人でな」

「リンカはもっとクールな子だと思ってたけど、シキの前ではあんな風に笑うんだな」

凛花がクール…
あんまりその印象はない。

「だいたいあんな感じだな」

「リンカとシキはお似合いだ、とても」

「君たちもな」
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