極上御曹司からは逃れられない運命でした
「それにしても…やっぱりちょっと遅くないか?」

一人が心配そうにする。

確かに。

「行ってみよう」

俺も声をかければ皆んなでトイレがある方へと移動する。

するとジェニーとアメリアが泣きそうな顔で俺たちを見つけて走って来た。

凛花は!?

「助けて! 凛花がっ! どこにもいないの!」

「なに!?」

「さっきここにくる途中しつこく声をかけられて、断ったんだけど…もしかしたら…」

「攫われた!?」

凛花に電話をするも繋がらない。

クソっ!

やっぱり一緒に行けば良かった!

凛花にもし何かあったら…

そして辺りを皆んなで探す。

「いたか!?」

「こっちにもいない!」

でもそう遠くには行ってないはず…

俺はまた一人走り出す。

人が多くて…

凛花っ…!

警察に連絡を…

アイツに万が一の事でもあれば、俺は犯人を地獄の果てまでも追いかけて抹殺してやる。
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