極上御曹司からは逃れられない運命でした
「そう、妹。めっちゃ血繋がってる。那子が俺と結婚したって言ってたか?」

え!?

そしてよぉーくあの時の会話を思い出す。

ええ!?

そういえば、相手の人の名前は一言も言ってなかったかもしれない。

「ええ!? 私てっきり…。嘘…」

「ほら。俺まだ独身だから」

そう言って大きな左手を見せられる。

本当だ。
指輪付いてない…

てかこんなイケメンが独身!?

「司輝さんて、何歳ですか?」

「うるせぇ。聞くな」

「なんで!?」

何で隠す!?

「どうせおっさんだと思ってんだろ」

「いや思ってませんよ」

何言ってんだこの人。

「…30」

30歳…

しかもなんか拗ねてる?

「私は24です」

「知ってる」

あ、そっか。
言ったかあの時。

聞いてたんだ。

「聞いてたんですね」

「ああ」
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