極上御曹司からは逃れられない運命でした
アイツは一体どんなつもりで俺に抱かれた?

他の男とも同じような事をしてるのか?

ただの好奇心か?

あり得る。

あいつならあり得る気がする。

苛つく。

寝れねぇ…

そして帰国して那子から電話がかかって来た。

『ちょっと司輝!』

んだよ、デケェ声出すなよ。

一度電話を耳から離し、見えもしないのに画面を睨む。

「なに」

『なにじゃないわよ! 里翔から聞いたわよ!?』

ああ…

凛花の事か。

「それがどうした」

『どういうつもり!?』

どういうつもりって…

「別に。偶然会って持ち帰ったってだけだろ」

『さいってー! 凛花ちゃんで遊ばないでよ!』

「合意の上だ」

『司輝!』

なんだよ。
母親かよ。

「わめくな。お互いもう大人なんだからいいだろ別に。ところでお前、アイツの連絡先とか職場とか知ってるか?」

『聞いてないの?』

「ああ」

『んじゃ教えない。絶対教えない』

「なんでだよ」

『凛花ちゃんで遊んでダメ!』

そう言ってブチっと通話が切れた。
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