両親と妹はできそこないの私を捨てました【菱水シリーズ①】
だからこそ、一緒にいるつもりだった。
それが、仕事?
まったく納得いかない。
車から一番先に降りたのは知久で張り切って入り口に向かった。
遠足気分もいいところだ。
コンクール会場のロビーに入ると#隈井__くまい__#先生がうろうろしているのが見えた。
「隈井先生、休憩ですか?」
前半と後半の途中休憩だろう。
気分転換にコーヒーでも飲みにきたか?と思っていると違っていた。
俺の顔を見るなり、早口でまくしたてた。
「#渋木__しぶき__#君!いいところにきた。#雪元__ゆきもと__#さんがいない。どういうことだと思う?会場に来ていたのは目にしていたんだが、今になって姿が見えないんだ!」
「#千愛__ちさ__#がいない!?」
「えっ!?千愛ちゃんが?」
「昼寝して寝過ごしてる……?」
「#深月__みづき__#君じゃあるまいし、そんなわけないだろう!」
それが、仕事?
まったく納得いかない。
車から一番先に降りたのは知久で張り切って入り口に向かった。
遠足気分もいいところだ。
コンクール会場のロビーに入ると#隈井__くまい__#先生がうろうろしているのが見えた。
「隈井先生、休憩ですか?」
前半と後半の途中休憩だろう。
気分転換にコーヒーでも飲みにきたか?と思っていると違っていた。
俺の顔を見るなり、早口でまくしたてた。
「#渋木__しぶき__#君!いいところにきた。#雪元__ゆきもと__#さんがいない。どういうことだと思う?会場に来ていたのは目にしていたんだが、今になって姿が見えないんだ!」
「#千愛__ちさ__#がいない!?」
「えっ!?千愛ちゃんが?」
「昼寝して寝過ごしてる……?」
「#深月__みづき__#君じゃあるまいし、そんなわけないだろう!」