家出少女、拾われる

 実際に、その日から、私の周りの景色は変わって行った。

 みんなからの話を聞いているうちに、私は一つの事実を知った。
 私が話しかけないでという拒絶のオーラを出していたことによって、みんな私に話しかけられなかったらしい。

 
 私は勝手にみんなのことを私のことが嫌いなんだと思ってた。

 でも実態は違った。みんな私のことを嫌ってなんていなかった。むしろ逆で、心を開かない私に対して、怖くて話しかけられなかっただけなのだ。


 家出までしたのに、なんて馬鹿な話だったんだろう。全ての原因は私にあったのだ。


 馬鹿らしい。でも、幾分か私の生活は楽に案った。
 家出というのも半ば自棄になって実行したことだ。
 自殺とどっちの方がいいか。家出の方がいい、となって家出を決行した。

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