いちごのショートケーキ★

「ちょっと!!ゆぅ。なんで引き受けたのよ」
「え~??だって面白そうだったから★」
うわーこいつ、本物の天然だ。
「なんであんなのが面白いっていえるのよ!!」
あたしは半分キレ気味に言った。
ゆぅはもうすでに涙目になっている。いいすぎたかな?!
「ごめんごめん言い過ぎた。でも何で?!去年の代表がどうなったか覚えてないの?!」
「・・あたし去年いなかったよ??ぷっ」
あ!!そうだった
ゆぅは今年転校してきたんだった!
っていうかもう笑ってるし。この子にはほんとついてけんわ・・
あたしもにやけてた。

「そっか~ん??てことは先生は去年いなかったゆぅをだましてやらせようとしたってことぉ~!?」
許せない。あんな大変な仕事を説明もなしに何も知らないゆぅに押し付けて!!
最後にはゆぅの性格まで利用して!!

「まぁ、先生も困ってたみたいだし、一緒にがんばろうよ★」
まったく、この子は・・学校祭の代表がどんなに厳しいかしらないから・・


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