君に出会ったその日から
今日も一緒に教室まで行きたかったのに笹白に拒否されてさらには茉子にまで笹白と行くと言われてしまった。確かに俺も授業はあるけど教室まで着いていく時間くらいはある。
でもそう言われたら仕方ない。俺は1人トボトボと教室へ向かう。
教室に向かう間も友人や知らない女の子に話しかけられた。こういう時はいつも困る。友人なら気軽に挨拶できるが女の子の場合はどうすればいいか正解が分からない。俺は茉子一筋だから。でも失礼がないように適当に話す。でもそれがさらに女の子にとっては良いらしい。本当に女の子とは分からない。同じ授業を取っていてサークル仲間でもある宝海斗(たから かいと)に話しかけられた。
「春希、おはっよ。今日もモテモテだなぁ。あっれ?なんか元気ない?」
「もしかしてまた茉子ちゃんにフラれた?」
「海斗、おはよ。フラれてねぇし。そもそも言ってもないんだからフラれるとかないだろ。」
「っていうか茉子ちゃんなんて呼ぶな。白崎さんだろ。」
「はいはい白崎さんな。お前は本当に白崎さんのこと好きだなぁ」
俺はムスッとした顔でお気に入りの席に座る。
その隣に海斗も座った。
海斗は俺が茉子の事が好きなのを知っている数少ない人間だ。
でもそう言われたら仕方ない。俺は1人トボトボと教室へ向かう。
教室に向かう間も友人や知らない女の子に話しかけられた。こういう時はいつも困る。友人なら気軽に挨拶できるが女の子の場合はどうすればいいか正解が分からない。俺は茉子一筋だから。でも失礼がないように適当に話す。でもそれがさらに女の子にとっては良いらしい。本当に女の子とは分からない。同じ授業を取っていてサークル仲間でもある宝海斗(たから かいと)に話しかけられた。
「春希、おはっよ。今日もモテモテだなぁ。あっれ?なんか元気ない?」
「もしかしてまた茉子ちゃんにフラれた?」
「海斗、おはよ。フラれてねぇし。そもそも言ってもないんだからフラれるとかないだろ。」
「っていうか茉子ちゃんなんて呼ぶな。白崎さんだろ。」
「はいはい白崎さんな。お前は本当に白崎さんのこと好きだなぁ」
俺はムスッとした顔でお気に入りの席に座る。
その隣に海斗も座った。
海斗は俺が茉子の事が好きなのを知っている数少ない人間だ。